氷艶 歌舞伎と私

氷艶ロスからLOTFに救いを求めている私。
でも未だ氷艶のことをちょいちょい思い出します。
ツイでは、テレビ放送だったり円盤化だったりシネマ化だったりを希望している方々が沢山いて、私もその人ですけど、あまりすぐ答えを求めず希望だけは伝えてあとは待つのが最良ではないでしょうか。
だいたいスケートのショーだってすぐ放送されることなんて稀なほうだし。
菊之丞さんのFBのコメント欄に、菊之丞さんがテレビ放送も円盤化もあるかもみたいな事を言われているので、それを期待です。
でもNHKのテレビ入ってたし、日テレが主催なので何もしないってことはないんじゃないでしょうか。
だいたい興行ってチケットの売上だけではペイできないのはあたりまえで、スポンサーや放送、グッズ販売などがそこにのって黒字だと思うので。

大人な事情のあれこれはおいといて、氷艶の思い出
私のなかで一番の記憶は、出演者と観客と一緒に作った幸せなショーということ
あの空間にいることができたことが本当に幸せ

大ちゃんファンになってアイスショーや試合を観に行ったり、大ちゃんファンと話をしたり話しているのを聞いたりした時
「歌舞伎ファンに似ているかも」
と思った記憶がある。
実は私過去歌舞伎は見てたことがあって、京都の南座っ子
でも歌舞伎ファンというほどではなく、親戚の着物道楽の叔母だったり、実家の仕事のおかげというか、たぶん一般の家庭に比べて日本文化に関わることが多かったので、好きも嫌いもなく嗜みみたいな感じでまわりに段取りしてもらって行ってました。
特に12月の顔見世は10年くらい続けて行っていたかな。
その頃は歌舞伎よりも桟敷にならぶ舞妓さんや芸妓さんが見たくて行っていたような感じで、歌舞伎の内容よりも南座の世界観に惹かれていたように思う。
歌舞伎に限って言えば若い頃はちょっと苦手。
子供というか、結構恋の駆け引きのみならず、性的なことを暗示しているようなところもちょいちょいあるし。
そこが子供ゆえの潔癖さというか、なんだか秘め事を遠回しに教わるような大きなお世話みたいな気恥ずかしさがあって。
先日染五郎さん出演の「梅ごよみ」を見て、結構笑いながら恋の駆け引きやら秘め事のうんぬんかんぬんを突っ込みつつ楽しんで見ている自分と、変に拒絶していた若い頃の違いを思い出して、こういうことも楽しめる年齢になってきたんだなと。

その後仕事関係だったり、友人だったりでちょいちょい歌舞伎を含め伝統文化系オタクというか・・・ぶっちゃけ自分も含めだけどアニオタながれの雑食オタクがちょいちょい友人関係にいるので、欲望の赴くまま様々な舞台やらショーを見に行っていてその仲間内にも歌舞伎オタというのはいたんだけど、いろいろなオタクと接触したなかで大ちゃんファンというのは歌舞伎オタ、歌舞伎ファンに似ているのではと大ちゃんファンになってから思ったのでした。基本タニマチ気質っていうんでしょうかね。
だから応援もアイドルにかける声とは違って、待ってました感と歌舞伎の大向こうに近い声援のかけかたが似ているような気がしてたんです。
そして氷艶を見て、歌舞伎ファンが大ちゃんファンの声援に戸惑ってはいたけどそれを自然に受け入れて、途中から一緒になってプウォォォオオオと言い出すまでになったのだけど、たぶん応援の仕方は違っても気質が近いので歌舞伎ファンにも受け入れられたのではないかなと。
過去大ちゃんが出演せず、大ちゃんファンも見に行っている人は少ないと思われるショーも見に行っているけれど、やっぱり微妙に違うんですよね声援やら拍手の感覚が。
大ちゃんファンはとにかく大ちゃんをノセたいという気持ちがバナーをあげ声援やら拍手をする。
遮二無二大ちゃんを応援しようではなく、大ちゃんの呼吸にあわせて大ちゃんにのってもらっていい演技を見せて欲しいという、ラテンののりと、日本人ぽい盛り上げの職人技が混じり合い絶妙の応援というのが出来上がっていて、これは大ちゃんファンのなせるわざではないかなと。
更には大ちゃんのみならず他の人にもそうだし。もちろん大ちゃんへの声援が一番にはちがいないけど、でもその場を楽しもうという気持ちはすごいなと思うし、私がショーや試合に行くようになったのも、大ちゃんのみならず、大ちゃんファンに囲まれてあの応援を生で愉しみたいという思いもあってのこと。
今回の氷艶はまさにその楽しさを存分に味わえたショーだった。
大ちゃんのみならず、染五郎さんや笑也さんみんなに声援や拍手を送って応援を楽しんだ。
笑也さんがトークショーで、大ちゃんファンたちがあげる声援と拍手に驚きつつも、観客に視線を送るとああなるということを知りその後「染五郎だよ~」「笑也だよ~」と観客を煽る楽しさまで知ったとかで。
たしかに楽では2Fから見てたら、染五郎さん観客席の近くによったりちょっと内にはいったりを刀を振りながらやってたんだけど、その動きにあわせ歓声と拍手がウェーブのようにあがり、染五郎さん楽しんでるなというのが目に見えてわかったし、笑也さんもドレスのすそをゆらゆら振りつつ観客席にちかよったり、顔を向けたりしていたので、こっちも煽って遊んでるなと。
あちらこちらで声援と拍手、そしてここぞという時にあがる大向こうの声、あまりにぴったりはまっていて、あの場にいて感動しかなかった。
今後映像化もされるだろうけど、観客席にいて聞こえる下から上がってくる声援と拍手に包まれる感覚はあの場にいないとわからないだろうなと思う。
アリーナでは渦のなかにいたから立体的に歓声や拍手がどう聞こえるかわからなかったけど、2F席は歓声や拍手そしてどよめきが音の波になって感じることができたのでそれは楽しかった。
こんなショーはめったにないと思う。そしてそれが見れたのは本当によかった。
あとは、大人になって歌舞伎の新たな楽しさを知ったので、大ちゃんロスになったときは、歌舞伎を見に行ってみようと思う。

そういえば随分前に、雑食オタクに歌舞伎を見に行かないかと誘われた事を思い出しました。
染五郎さん主演の。
氷艶を見てからふと思い出して本棚探したら出てきました。
友達にこれ見に行かないってもらったマンガ。
「かきつばた恋恋」作画は松苗あけみ
原作は歌舞伎の「染模様恩愛御書(そめもようちゅうぎのごしゅいん)」といって、なんとBL歌舞伎でございます。
誘われたけれど、その頃大ちゃんがバンクーバーでメダルをとって、それどころではない・・けどBL歌舞伎気になるなけど大ちゃん~みたいな感じで行かなかったのですが、生染五郎を知ってしまった今、あれを見に行っておけばと思うかぎりです。
マンガの最後のほうを見ると、この時は再演だったみたいで、染五郎さんが愛之助さんが演じる数馬というお小姓に一目惚れして禁断の恋におちてしまう友右衛門。マンガの後ろのほうに松苗さんと出演していた春猿さんの対談では、歌舞伎では衆道の登場人物はいても、物語で衆道を扱った話は珍しくまぼろしの作品だとか
新作歌舞伎でないというのも驚きだけど、シネマ歌舞伎でこれやったら腐ってる人見に行くね。いや腐らなくても美しいにはちがいないので見に行きたいは、あ、DVDあるって。
染五郎さんと大ちゃんでシネマ歌舞伎いかがであろうか(^m^)

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これ

きゃ~たぶんこれだと思うんだけど、以前NHKで見たことがあります!
その時のは舞台じゃなくて、染五郎さんが二役を演じ分けたきれいな映像作品でした。
染五郎さんの思い入れのある作品、と紹介されてたと思います。先に舞台があったんですね。
花の咲き誇る庭でお互いが見染め合う場面とか、夢のような美しさでした。
BLにもいろいろあるでしょうけど、あれは純愛な感じがよいですね。

歌舞伎を見たのは地方公演で一度きり、そのときの義経役が染五郎さんでした。
品のある義経と知的な弁慶(幸四郎さん)の勧進帳でした。
染五郎さんは三番叟のような伝統的な舞もいいなあと思う。
海外公演の鯉つかみとか今回の氷艶とか新しい挑戦にそそられるのも、基本が染み込んでるからこそですね(←大ちゃんにも通ずる)

牛若丸大ちゃんに期待はしてたけど、まさか腐需要まで満たしてくれるとは。染五郎さんお見事。

Re: これ

にゅっくさん

> きゃ~たぶんこれだと思うんだけど、以前NHKで見たことがあります!
> その時のは舞台じゃなくて、染五郎さんが二役を演じ分けたきれいな映像作品でした。

マジかっ

> 染五郎さんの思い入れのある作品、と紹介されてたと思います。先に舞台があったんですね。
> 花の咲き誇る庭でお互いが見染め合う場面とか、夢のような美しさでした。
> BLにもいろいろあるでしょうけど、あれは純愛な感じがよいですね。

純愛ですよね。お互い命がけの純愛

> 歌舞伎を見たのは地方公演で一度きり、そのときの義経役が染五郎さんでした。
> 品のある義経と知的な弁慶(幸四郎さん)の勧進帳でした。
> 染五郎さんは三番叟のような伝統的な舞もいいなあと思う。
> 海外公演の鯉つかみとか今回の氷艶とか新しい挑戦にそそられるのも、基本が染み込んでるからこそですね(←大ちゃんにも通ずる)

私もたぶん染五郎さんの演技は過去みているとは思うんですよね。
どっちかというと幸四郎さん世代を見てたかな
NHKのBSで大河ドラマを一時期やっていて、その時に武蔵坊弁慶がお気に入りで、弁慶役の吉右衛門さんに憧れたことが
あとは仁左衛門さんの色悪の艶っぽさとか

> 牛若丸大ちゃんに期待はしてたけど、まさか腐需要まで満たしてくれるとは。染五郎さんお見事。

腐需要はてっきり脚本の戸部さんの妄想もかなりはいっているのかと思ってたら、染五郎さんが染模様~に思い入れがあると知ると染五郎さんの妄想もかなりはいってた氷艶ですね。
考えてみると、なんで弾正と義経がややこしいことになりかけるなんてシーンが突然でるのかと思うし、チョクで岩長姫に好き放題されてもいいんだけど、でも弾正と義経が近くにいないと場面的にはおもしろくないし。。
なんでもいいけどナイスアイデアですよね。
染模様は、再演してほしいな、本気で思う今日このごろです

大輔くんはやはり天才だった

 ののまめさん!遅いと言わず、コメさせてください。氷艶、大興奮でした!特にやはり、低台輔?に驚きと興奮を禁じえず。私は4回見ましたが、チケットとっといてよかったと心底思います。あとひとつもとっときゃよかった。初日昼、突然現れた女物の着物姿。「へ?誰?」「義経でしょ」と息子。(なんでわかんないの?という口調)でもどっから見てもあの歩き方、大輔くんだとしたらすごすぎるでしょ、歌舞伎のひとじゃないの?ほらこんな日舞、うまいし。「高橋だよ」(イラっとした口調で)と息子。そうかなあ・・・?でも、うわ、こんなに腕長かった?(大ちゃんごめん)・・・というまにどんどん踊りがたいへんなことになっていき、は?え?(空いた口がふさがらず)というまにネットでいうところの「プウオオオ!」の大喝采。えー?!大輔君なのー?!すごすぎるー素晴らしいー!!!で、大興奮。のあまり、ずーっと口開きっぱなし。なんて人なんだ!!やはり彼は天才、普通じゃない。昨年の台輔、その前のラクリモーサと、引退してなおこんな驚き、興奮をくれる、やはり期待を裏切らない高輔、不世出のスケーター、というより、表現者。100年に一人、出るか出ないかの才能。大ちゃんの新しい、そして輝かしいキャリアの誕生の場に立ち会えて、ホントーにホントーに幸せです!!大ちゃん、ありがとう!そして、おめでとう!そう、会場でも、そう言いたかった、おめでとう!大輔くん!と。やっとやっと、私の心は晴れたのでした。10月に、Time to say good byeを滑った大輔くん。淋しかった。諦めきれない私がいました。でも、大輔くんは納得して、そのプロを滑ったはず、心からそう思わなかったら、表現できないでしょ。氷艶を見て、私も納得できました。オリンピックの金メダリストよりも、もっともっと大きな道が見えたのだと。日本の、いえ世界の一流の人々にも愛でられる、一流の芸術家への道を。一つ、残念なことがあって、それは、大輔くんが引退して、ブログを閉じてしまったり、休眠中になってしまったりした大ちゃんファンもいて、また、会場に出向かなくなった方も結構いるんじゃないかと。あの時、ファンも結構傷つきましたものね。でも、もう一度、一緒に大輔君を見に行き、語り合いたいな。大輔くん、進化を続けてますよ。誰よりも、光り輝いていますよ!それに、フィギュアしかやってなかったら、もう大輔くんに振りつけられる人って、いなくなってるんじゃないかな。ネタ切れというか。他ジャンルの人と交流することが、遅かれ早かれ必要だったと思う。大輔くん自身が、同じことしたがらない人でしょ。フィギュアだけに収まっていられない人なんですよ、たぶん。シェリルさん、染五郎さんにどんなに感謝してもしきれない。本当にありがとうございます。おかげで、素晴らしいものが見れました。(なんというか、異界と交信しているかのような、魂を揺さぶられるような舞でした。)その気持ちも込めて、私は染五郎さんの演技に歓声を送りました。歌舞伎役者なのに、あそこまでスケートを自分のものにして演じる凄さと、大輔君を生かそうとしてくれた、その感性の素晴らしさと、実行力に。

Re: 大輔くんはやはり天才だった

springさん

>  ののまめさん!遅いと言わず、コメさせてください。

いやいや私も未だ氷艶にひたってます

>大ちゃんの新しい、そして輝かしいキャリアの誕生の場に立ち会えて、ホントーにホントーに幸せです!!大ちゃん、ありがとう!そして、おめでとう!

まさに新しいキャッリアの誕生でしたよね。私達の想像を超えるというか
プロの方たちに磨かれるとこれだけ光り輝くのかと
だからこそ、氷艶は再演して欲しいですよね。
ちょっとしたところに変化を多いに感じた氷艶
例えばただ立っている姿とか、昨年のLOTFFも大ちゃんの成長がすごく見れてうれしかったけれど、やはり舞台で魅せることには経験がたりなくて、立つこと歩くこと、それに苦戦していたなと思ったけれど、歌舞伎役者さんたちと一緒に仕事をすることで何か開眼した感じがありますね。
だからこそ今年のLOTF楽しみです
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