Dr.大ちゃんは誕生するのか。してくれなくては困るよ多分

工藤公康さん:筑波大大学院に合格
毎日新聞 2013年07月20日 東京朝刊

 プロ野球西武、ダイエー、巨人などで通算224勝を挙げた野球評論家の工藤公康さん(50)が19日、筑波大大学院に合格したことを明らかにした。来年4月から同大学院人間総合科学研究科でスポーツ医学を学ぶ。工藤さんは野球教室などで少年野球に携わるうち、子供たちの多くが肩や肘の痛みを経験している現状に触れ、「この現状をどうにかできないかと考え、そのためには知識が必要」と同大学院を志した。

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ののまめそれほど野球には詳しくありませんが、若かりし頃はちょっとやんちゃなイメージがあった工藤氏だけど、今解説をされている姿などを見ると、長いこと現役を続けてこられるだけあって、実体験を踏まえた上で選手目線での解説だったり、時には一歩はなれた視点から選手たちへの愛情深いコメントなんかもされていて好感をもっておりました。
野球解説っていうと、どこか元選手だったというプライドがあるのか、選手たちが自分より後輩でまだ未熟ものという視点があるのかわからないけれど、上から目線での解説をされる方が多いので工藤さんのような解説をされる方はきいていて、気持ちがよかったりします。それと何よりもわかりやすい解説をしているし。
長いこと選手をやっているからこそ、体のメンテナンスにも気を使い、鍛練してきている実績もあるので
こういう人こそ、大学院へ行って研究者となって後人を育てていただきたいなと思います。
ここのところ気持ちのいいニュースってなかったけれど、これは本当に心から気持ちがよく、工藤さんがんばれとエールを送るののまめです。

競技者で大学院出身といえばハンマー投げの室伏選手が博士号をとられ、現在中京大学の准教授をされつつ現役を続行されているけれど、この方が博士号をとったとき、ネット界隈ではあれこれ批判を言う輩がおりましたが、まだ体幹を鍛えるっていうことが世間一般に知られてない頃、テレビで室伏さんが体幹を鍛えるトレーニングについて語っているのを見た記憶があって、とても体幹トレーニングの必要性とか体への影響とかをわかりやすく話していて、こんな発言テレビで流したら世界のハンマー投げの選手が真似して、室伏さんのライバルになっちゃうじゃんと心配した記憶があります。
しかし、世界の室伏はそんなみみっちい気持ちなど少しもなく、全てのアスリートに情報提供しようとする科学者としての使命みたいなものもあって、トレーニングを公開し、話をしたのではないかと今では思うわけです。
室伏選手のような実体験したものをインプットした後にアウトプットできる人こそ、スポーツ選手だけでなく科学者としても評価されるのは当たり前。

そして、大学院生といえば、我らの大ちゃんですが

ウィキを参照すると
関西大学文学部総合人文学科身体運動文化専修卒業。
2008年4月より関西大学大学院文学研究科総合人文学専攻身体文化専修博士前期課程に進学

巷では高橋大輔というとフィギュアスケーターが職業と思っている人が多く、まさかあのチャラい感じの高橋大輔が関西の名門関西大学大学院所属と知るとちょっとびっくりすると思います。
例えば水泳の北島康介がすばらしい水泳選手として有名だけど、ファンでないと彼がどこに所属してどういう身分であるかっていうことを知らないように、大ちゃんの身分もファンでないと知らない人も結構多いはず。
昨年末の全日本の時にも、関西大学高橋大輔とコールされたのを見た方がツイッターで、「高橋大輔って関大なんだ」とつぶやいていたほどなので、大ちゃんの見た目や華やかな演技と関大の院生という身分にはギャップがあるのではないかと思います。
いっそ、エグザイル所属高橋大輔とかジャニーズ事務所所属高橋大輔とかコールされたほうがしっくりくる人も多いかもしれません。

しかし、大ちゃんが長いこと大学院博士課程を卒業できないのは忙しいのもあるせいもあるけど、意外に関大はトップアスリートとはいえ温情で卒業させないので厳しいのだなとも思っておりました。
だって大学の広告塔にするのであれば職員の身分でもいいと思うし。
そもそも博士課程まで進学しているというのも意外というか、それなりに大ちゃんも学生として実績を残しているのもあるだろうし、多分関大は大ちゃんを将来教育者としても教壇に立たせたいと考えているのではないかなと。
そう感じたのは、今年放送されたアスリートの輝石での大ちゃんの発言であります。
それとここ数年の大ちゃんのインタビューでのコメントの仕方とか。
まだバンクーバーあたりでは、まとまりのないコメントしていたけれど、ここ2年ほどは単なる一選手としてのコメントだけでなく、フィギュアスケートの世界を背負っている立場としてのコメントもしていて、それが気負いもなく自分の言葉でわかりやすく伝える術を身に着けているということと、話は前後してしまうけれど、アスリートの輝石での子供のスケーター達の育て方についての簡単なコメントのなかに、教育者としての資質が垣間見えていて。
多分大学のほうではそういう大ちゃんの資質というのをわかった上で、博士号をとってもらいいつかは大学にもどって後人の指導と学者として研究もしてほしいという希望をもっての博士課程への進学を勧めたのではないかと感じる。
へらへら笑いつつふにゃふにゃしゃべっている頃の大ちゃんを知っているだけに、よくぞここまで成長したと思うとともに、スター選手にもおごることもなく普通であり続けられるというのも、人に教える立場になった時には美点ではないかなと感じるし。
普通であり続けられたのも、関西大学に進学したおかげかもしれない。
まちがいなく今の大ちゃんはどこへ行っても注目されているだろうし、それもわかっているはずだけど。
とにかくニュートラルのまま居られるというのが凄い。
一時は普通の学生たちに影響されてやさぐれた時期もあるけれど、それも今を思えばなくてはならない経験だっただろうし、フィギュアを離れたところでできた友達からも、普通の生活だったり、普通の人の感覚、普通の社会人としてのマナーとかを知ることもできたにちがいない。
ごく普通の感覚を身近に感じて楽しめた時期があったのも、今の大ちゃんを見るにつけ回り道して正解と思う。

そういえば、ウィキに大ちゃんの大学時代の卒論のテーマも表示されていまして

高橋大輔「フィギュアスケートとスポーツビジネス」(2007年度卒業論文抄録集)
(『身体運動文化フォーラム』第3号、173頁(2008年3月、関西大学身体運動文化学会)所収)

以前この「フィギュアスケートとスポーツビジネス」という卒業論文を書いたと知って、ちょっと意外に思ったものでした。
ぶっちゃけ生臭いテーマ選んだなと。
大ちゃんのイメージからすると、心理学的な側面だとか、芸術的な部分での思考のしかたとか、ちょっと文学的なジャンルの研究でもしそうかなと思ってたのだけど。
でもこれもやはりアスリートの輝石を見てから、それとくしくも美姫ちゃん騒動で、南里くんの収入のことが取りざたされたけれど、きれいごとを言ってもフィギュアスケートはとにかくお金がかかる競技なのでビジネスとのつながりは研究するにはいい題材かなと。

有望選手であっても資金繰りができなければ引退しなくてはならないし。
南里くんなどは、資金繰りに泣いた選手だと思う。
引退最後の全日本はいい演技をしていたし、いくつかのプログラムも印象に残っているし。まだこれから脂がのってくるという感じの時の引退だったので本当にもったいないと思った記憶がある。
PIWでも、グループナンバーで滑っていても目が行くし、ソロパートもあったけれど、ソロスケーターとしてプログラムを滑ってほしいとすら思ったくらいだったので。それだけの実力があっても仕事につながらないのが事実なのだ。
けれど現実、他の競技にくらべても競技人口も少なくて、フィギュアスケートで食べていくという事がかなり厳しいのは簡単に想像できる。
更にいえば、今はスター選手が揃っていてスポンサーもついてはいるので注目もされ大きな会場でフィギュアを見ることもできるし、多くの選手を海外へ練習に行かせたり、海外の競技会へ参加させることもできる。けれど、スター選手が少なくなればスポンサー収入も減り、いい才能があっても目を伸ばすこともできない事態になりかねない。
フィギュアスケートとスポーツビジネスをどうつなげるのか、そしてどう成功させるのかというのはフィギュア全体にとっても課題ではないかと思う。
そして、そのテストケースが高橋大輔ではないかと。大ちゃんもそれをわかって行動している節もあるし。
引退後もフィギュアスケーター高橋大輔という看板はまちがいなく背負ってはいかなくてはならないので、実績を作りつつスポーツビジネスとフィギュアスケートの関係を研究してくのは研究者の立場からしてもパイオニアになるだろうなと思う。
関大にも恩はあるだろうし、フィギュアスケートの将来を考えている立場だけに、たぶん近い将来、高橋大輔博士は誕生するのは間違いない。
研究でとどまらず、できれは若い選手たちに夢をあたえ、そして引退後もフィギュアに携われるだけの環境を作れるように、大ちゃんには道筋を作ってもらいたい。





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1. 無題

、大ちゃんのあちこのコメントの様子、内容、話し方について、どんどん大人になって、しっかりしたことを要約して言ってるな  と私も感じておりました。あれは日ごろから色々考えているのがでてるよなーと。そのたび大ちゃんへのリスペクトも高まり、どんどんまた大ちゃん愛が深まっていってます。いや~大ちゃんがDrとは・・・なるほどーそういうこともアリですねー。
本当に大ちゃんは奥深い。すごい人です。

2. 無題

かわいいホニャホにゃ少年がよくぞここまで。人間の成長ってすごい。
私も関大は将来教壇に立たせたいのかなと思うこともあるのですが・・・現実として大ちゃんはおそらく修士号も取っていない状況と思われます。普通なら退学になってます。
ソチ後もあちこちひっぱりだこで忙しくなるとして(私の頭の中ではそうなってます(^◇^))、博士とるまで相当年月かかりそうですよね。大ちゃんの意志次第でしょうが。
なんとかぜひとも、髙橋教授になってほしいですね。

3. Re:無題

いつまで前期博士課程に籍あるんだっていう感じなので、休学扱いになってるのかもしれないですね。普通だと退学になるけど、退学にもなってないので関大としても何か思惑があるのかなと思ってみてるんだけど。
ボクシングで金メダルをとった村田選手でしたっけ?あの人は東洋大だったっけ?の母校で職員で残ってたので、大ちゃんもそういう扱いでいいんじゃないのかなとすっと思ってはいたんだけど、アスリートの輝石のときに、きけば当たり前のことを言っているに過ぎないのに、世界と戦ってきた重みが言葉に魂を宿しているというか説得力のある発言をしていたので、大学のほうとしてもいつかは教壇に立たせたいと思ってるのかなと。
以前大ちゃんのインタビューを見るたびに、堅いものたべろとか、主語つけてしゃべれとか突っ込んでいたのに、今じゃそんなつっこみしていたの嘘のようで。
このところ、インタビューの受け答えになれたという以上に、あまりの100点満点コメントを言うようになったので、あのふにゃふにゃ大ちゃんがなんて立派になってとオカンの気持ちになってテレビを見るようになりました。
大学院に籍を残されている以上多分大ちゃんもそれに答えるんじゃないですかね。
結構律儀ですから。あとできれば関大としては大ちゃんがスケート部のコーチとかもしてくれたと算段してるんでしょうけどね。リンクの維持費もバカになんないと思うし大人の事情からすると、いろいろ大学経営のためにそろばんはじいてもいると思います。
しかし、大ちゃんの怪我なんかもスポーツ医学の関係でも紹介されているらしいので、怪我の内容や手術方法リハビリとかの情報もスポーツ医学の分野への情報公開もしているところを見ると、あらゆることで自分が貢献できることはしようとするスタンスをもってはいるんじゃないかと思われます。思われますなので本当のところはわかんないけど。多分今までの行動を見ているとそんな感じがします。歌子先生はじめエージェントの井原さんとか、いろいろ大ちゃんにもアドバイスしてるんじゃないでしょうかね。
あのやさぐれてた大ちゃんが。。。本当に立派になって。リアルたまごっちですね。見ていて楽しいです。真面目一本でないところがまた。

4. ほんとに!

 大ちゃん、ほんとに立派になられて・・。にわかファンですが昔の映像とかを見ますとよくぞここまで成長された、周りの方々もよくぞ見守ってくださった・・・と感無量です。

 大学卒業はストレートのようなので卒論は22歳の時でしょうか?スポーツビジネスについての卒論を書くことで 自分の立場を改めて冷静に認識されたんでしょうね。

 工藤選手にしても大ちゃんにしても 自分の精神が出来上がる前から優等生の枠にはめられる・・・という感じじゃなかったですよね。自分自身に正直で ちょっとやんちゃだったり弱かったりして 良いカッコしなかった子が 経験を積むことによって 自分の内面が鍛えられていった感じがします。

 あなたはこうじゃなきゃダメ、こうしなくちゃ、こう言わなくちゃ・・・と外側から与えられてきた人間性じゃないと言うか・・・。

 そういう点で教育者としての歌子先生って素晴らしいと思います。

 関大も大ちゃんを手放したくないでしょうね。そりゃ教授にもなって欲しいでしょう。どういう方向に進んでいくんでしょう?どういう方向でも きっとうまく行くと思います。
 
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